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上気道慢性疾患における糖転移酵素発現様式の分子生物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07771461
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

上野 員義  鹿児島大学, 医学部, 助教授 (00253873)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード鼻アレルギー / 慢性副鼻腔炎 / シアル酸 / 糖転移酵素 / mRNA / In Situ Hybridization
研究概要

鼻アレルギー及び慢性副鼻腔炎における糖転移酵素発現様式を分子生物学的に検討した。Sambucus nigra agglutinin(SNA)を用いたレクチン組織化学的に検討にて、鼻アレルギー腺組織において、正常腺組織と同様に豊富にシアル酸を産生していることが判明した。一方、慢性副鼻腔炎腺組織においてシアル酸の産生が抑制されていることが示された。
In Situ Hybridization法にて組織切片上でシアル酸糖転移酵素mRNAの発現を検索した。レクチン組織化学的検討と同様、正常及び鼻アレルギー腺組織においてシアル酸糖転移酵素の発現が示され、慢性副鼻腔炎腺組織においてはシアル酸糖転移酵素の発現が抑制されていることが判明した。
14員環マクロライドの使用により、慢性副鼻腔炎軽症化とともにシアル酸の産生増加及びシアル酸糖転移酵素の発現が示された。
以上の結果の一部は英文雑誌に投稿中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 花牟礼豊、上野員義、大山勝: "繊毛および分泌機能とマクロライド" 日本耳鼻咽喉科感染症研究会会誌. 13. 158-162 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 吉次政彦、上野員義、大山勝: "マクロライドの粘膜及び繊毛機能への効果" 耳鼻咽喉科展望. 38. 285-289 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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