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気道における筋線維芽細胞について

研究課題

研究課題/領域番号 07771483
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

野中 学  日本医科大学, 医学部, 助手 (70271351)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード線維芽細胞 / TGFβ / α smooth muscle actin
研究概要

健常者の肺由来線維芽細胞と健常者の皮膚由来線維芽細胞は,無刺激で6日間培養してもα smooth muscle actinの表出は免疫組織学的に5%以下であった。一方,健常者の下甲介(鼻腔)からの線維芽細胞は約20%α smooth muscle actinの表出があり,鼻茸からの線維芽細胞も同程度で,肺由来の線維芽細胞よりα smooth muscle actinの表出が高率に認められた。
さらにこれら気道内で異なった部位からの線維芽細胞をTGFβで刺激すると,鼻茸や下甲介由来の線維芽細胞はα smooth muscle actinの表出率に変化はなかったが,肺由来の線維芽細胞はTGFβの量依存的にα smooth muscle actinの表出率が上がった。
したがって上気道と下気道間での筋線維芽細胞は,異なった刺激で出現している可能性が示唆された.また,この性質の違いはHeterogenietyを示す可能性がある。
現在PCR法にてα smooth muscle actinのmRNAの検出中である。また、肺及び鼻腔からの組織も用いてin vivoでのα smooth muscle actinの疾患別表出の違いについて検討中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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