• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

C_3Hマウスの網膜下腔に移植された幼芝マウス網膜の電気生理学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07771520
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関富山医科薬科大学

研究代表者

小野津 博之  富山医科薬科大学, 附属病院, 助手 (90262526)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードSIMS / EDS / 網膜色素上皮 / イオン元素分析
研究概要

網膜変性、特に加齢性黄斑変性症では微量元素の関わりが注目されている。Mg,Cuの網膜中濃度変化は加齢性黄斑変性症において新生血管の発生、進展に関係すると言われている。網膜色素上皮のメラニン顆粒にはS,Zn,Ca,Fe,Cuなどが高濃度に含有されていることがエネルギー分散型X線分析装置EDSによって確認されつつある。今回、我々はEDSの100〜1000倍の検出感度を持つイオン顕微鏡secondary ion mass spectrometry(SIMS,CAMECA IMS6F)を用い黒色マウス網膜色素上皮のメラニン顆粒の分析を試みた。眼球壁ごとの網膜色素上皮をDaifron‐13で凍結、マイクロウエーブ照射しクリオスタット内で10μmに薄切し、分析用カーボン試料台につけて空気乾燥しカーボン蒸着した。SIMSにて切片表面の光顕像はCCDカメラで観察し、イオン像はO^<2+>イオン像、加速電圧15KeV,2次イオンビームは4.5KeVで観察した。2次イオン像はresistive anode encoder(RAE)でえた。EDSで確認されている元素の他にLi,Be,Rbが検出されている。SIMSは元来、理工系の元素分析装置であるが生体材料の微量元素分析においても有用であることが示唆される。今後は、RCSラット用い生後数週別の網膜色素上皮のイオン元素分析を行い網膜変性と元素変動の関連を検討する予定である。また、これら元素の機能についても考察する。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi