原発性開放隅角緑内障眼、原発性閉塞隅角緑内障眼、続発性閉塞隅角緑内障眼、ステロイド緑内障眼の手術時に得られた線維柱組織から、チオシアン酸-グアニジン法により全RNAを抽出し、オリゴdTセルロースカラムによりポリA^+RNAを分離しcDNAライブラリーを作製した。合成されたcDNAの定量を試みたが、合成量が非常に少なかったため定量ができなかった。そのため、cDNA合成後量末端にカセットを付加しPCRによりこのcDNAを増幅させたところ約500bpにピークを持つスメア-なバンドが得られた。このライブラリーを使ったサブトラクションでは良好な結果が得られないことが予想されたためもう一度ライブラリーを作り直したが結果は同様であった。 現在良質なライブラリーの作製を検討中である。
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