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角膜保存液の開発

研究課題

研究課題/領域番号 07771576
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関日本大学

研究代表者

寺田 久雄  日本大学, 医学部, 助手 (00267072)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード角膜保存液 / 人工角膜
研究概要

これまでの保存液を参考に2種類の濃度の保存液を試作して、in vitroで家兎角膜を保存して角膜内皮細胞の形態変化を透過電顕で観察し、その結果浸透圧の高い保存液のほうが保存による変化が少ないことが明かとなった。角膜厚を測定する装置を購入して、保存後の角膜を移植するin viboでの実験を進めている。
さらに、Massachusetts Eye and Ear InfirmaryのDohlman教授のもとで人工角膜を研究する機会があり、通常の角膜移植では良好な成績が期待できない重篤な眼疾患、すなわち化学火傷、Stevens-Johnson症候群、重篤なDry eye、および数回の角膜移植が失敗に終わった水疱性角膜症などの患者にpolymethylmetacrylateのカラーボタン型の人工角膜を移植して経過観察をしている。人工角膜手術後の主な合併症は感染、緑内障、人工角膜周囲組織の融解などである。現在感染に対しては、手術後の結膜嚢内の細菌培養を定期的に行ってその変化を調べている。緑内障については、glaucoma drainage shuntを人工角膜の移植と同時にインプラントすることでコントロールすることが出来るようになってきたが、なぜ術後に緑内障を起こすのかを高解像度超音波診断装置で検索中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 荻野晴義: "新しい強角膜保存液の角膜内皮細胞への影響" 日本眼科学会雑誌. 99. 387-391 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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