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舌筋の筋構造タンパク質に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07771638
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関日本歯科大学

研究代表者

江連 博光  日本歯科大学, 歯学部, 助手 (20267230)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード舌筋 / 筋構造タンパク質 / 電気泳動 / 組織化学
研究概要

本研究は形態学的手法と生化学的手法を併用して内舌筋と外舌筋に含まれるの筋構造タンパク質を解析し、舌筋の機能を明らかにしようとしたものである。
7週齢のラットの内舌筋を外舌筋(オトガイ舌筋)、さらに他の骨格筋との比較のために前脛骨筋を用い、筋構造タンパク質(粗構造タンパク質)の電気泳動法パターンの解析と酵素組織化学的手法であるミオンシーATPase(収縮速度)、SDH(酸化酵素系)、α-GPDH(解糖系の活性)を用いて筋タイプの分類を分析を行った。
筋構造タンパク質の電気泳動法パターンの解析においては、粗構造タンパク質であるミオシン、アクチン、トロポニン、トロポミオシンの泳動パターンは内舌筋、外舌筋、前脛骨筋の各筋間で著しい差異は認められなかった。一方、酵素組織化学的手法を用いた筋タイプの解析においては、内舌筋を構成する横舌筋、垂直舌筋、縦舌筋の各筋における筋線維タイプの構成に差異が認めらえた。
以上の結果からの舌筋は粗構造タンパク質の泳動パターンにおいては内舌筋,外舌筋ともに他の骨格筋と著しい差異は認められないことから、その量が異なっていることが推測される。また内舌筋に関してはそれらを構成する各筋間で筋腺維タイプの構成に差異があることから、舌筋全体としての機能的特性を明らかにするためには従来の古典的な手法に限定された分析法では限界があることが明らかとなった。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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