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歯周病におけるT細胞の解析-ヒトHLA-DRトランスジェニックマウスを用いて-

研究課題

研究課題/領域番号 07771698
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 病態科学系歯学(含放射線系歯学)
研究機関長崎大学

研究代表者

古堅 麗子  長崎大学, 歯学部, 助手 (90253674)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード歯周病 / T細胞
研究概要

歯周病において,細菌感染に続発する宿主側の免疫応答が注目されている。ことに,Actinobacillus actinomycetemcomitans(以下A.a.と略す)は,マクロファージに対するアポトーシスが報告されている。宿主側の免疫応答を解析するために,マウスより,モノサイト及びマクロファージ,T細胞等を分離し,各々におけるA.a.Y4株菌体成分及びA.a.菌体成分より抽出したロイコトキシンによる刺激培養での反応性を検討した。また,抗体によりCD4及びCD8を除去したマウスにおける反応性の相違を検討した。BALB/cマウスにおいて,A.a.Y4株菌体成分及びA.a.菌体成分より抽出したロイコトキシンによる刺激培養で,モノサトイ及びマイクロファージでは致死作用があり,T細胞では,Proliferation活性,IL-2,IFN-γの活性が認められた。また,CD4を除去したマウスにおいて,反応性の低下が認められたため,CD4を介したT細胞の反応の重要性が,確認された。
ヒト白血球抗原(HLA)分子の遺伝的多様性は,抗原認識以降の免疫応答性の個体差を想定することが知られているが,歯周病に関しては,報告はされているものの統一した見解は得られていない。本研究では,今後,HLA-DRトランスジェニックマウスを用い,ヒトMHCクラスII分子の関与を考慮しつつ,T細胞免疫応答を検討していく予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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