研究概要 |
Mycobacteria tuberculosisの侵入関連遺伝子であるpZX7の塩基配列から2つの19merのoligonucleotidesを設計し、合成した。以下に2のoligonucleotidesをしめす。 MT-F GACCCGATCCGCGTTACAT MT-R GAGATGGCAGGATGACGGA このoligonucleotidesをPCRプライマーとして、歯周病原細胞7株のgenomic DNAからpZX7に関連している塩基配列をPCR反応から検出した。 以下に用いた歯周病原細菌を示す。 Porphyromonas gingivalis(P.g)381,ATCC33277,W83, Actinobacilus actinomycetemcomitans Y4(A.a Y4), Prevotella intermedia ATCC25611(P.i25611), Campylobacter rectus ATCC33238(C.r33238), Capnocytophaga ocracea ATCC27872(C.o27872), P.gの3株、A.a Y4、C.r33238、C.o27872では、PCR産物が検出できた。特にP.gの3株には、共通して約1.0kbと約1.3kbの2つのメジャーなPCR産物を検出できた。今後、この2つのPCR産物を塩基配列を決定することにより、侵入関連遺伝子と関係しているかどうか解明していきたいと考えている。
|