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三次元ジャストフィットシステムによる修復物摩耗の評価法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 07771798
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

岡田 周策  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (00177049)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード三次元形状計測 / 摩耗 / 画像処置 / コンピュータグラフィックス / 三次元座標変換
研究概要

本年度,三次元自動計測された歯のデータをコンピュータディスプレイ上に表示し,同一歯の異なる計測データと重ね合わせを行なう三次元ジャストフィットシステムの開発ならびに自動化を試みた.
本システムは,第1段階として,歯の解剖学的形態の特徴的な部分3箇所を重ね合わせの評点として用い2つのデータを三次元座標変換してCRT上に識別表示し,そのずれを手動にて補正した.
次いで第二段階は、計測データをB-スプライン補間し,その形態で重ねあわせる手法をとった.この重ね合わせの原理としては,B-スプライン補間の際にベクトルが必然的に生じるが,そのベクトルから凸部分か凹部分か,また昇り勾配なのか下り勾配なのか,その勾配はどのくらいか,これはもう一つのデータでは,どの部分に相当するかを計算させて、検索していくものである.しかしながら,歯の形態の複雑性から,データの補間幅を大きくすると全く異った位置で重ね合わせてしまった.補間幅を10μmにすると,ほぼ第一段階と同じ位置で重ね合わせが出来ることが判明したが,手動の補正も必要であった.補正の結果重ね合わせ精度は10.76±8.07μmと良好であった.
第三段階として,この手動補正部分をそのずれの値から,との方向にまたはどの角度にどのくらい誤差が生じているかを判断し,自動補正するプログラムの開発も併せて行なったが,本年度中の完成は望めなかった.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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