• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

顎関節症の治癒経過に伴う咬合接触と咬合力分布の変化

研究課題

研究課題/領域番号 07771826
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関東北大学

研究代表者

平松 伸一  東北大学, 歯学部, 助手 (10250797)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード顎関節症 / バイオフィードバック / 咬合調整 / 咬合接触状態 / 咬合力
研究概要

筆者らは,バイオフィードバックを利用した咬合診査法を顎関節症患者に応用し、良好な成績を治めている.本研究では,咬合調整のみで治癒した.すなわち歯牙接触の異常のみによって発症した顎関節症患者40症例を対象に,治療前後の咬合接触状態と,咬合力の歯列上の分布様式の変化を検索した.
その結果,以下のことが明らかとなった.
1.咬合接触点数の増加(治療前4.2±2.3 治療後12.2±4.0)
2.咬合接触点数の左右差の減少(|R-L|/R+L 治療前0.54±0.32 治療後0.11±0.11)
3.咬合接触面積の増加(治療前1.8±1.3mm^2 治療後7.0±3.4mm^2)
4.咬合接触面積の左右差の減少(|R-L|/R+L 治療前0.55±0.33 治療後0.15±0.13)
5.第一大臼歯と第二大臼歯の咬合接触面積比が大きくなり,正常有歯顎者との差が認められなくなった.
(治療前0.24±0.43 治療後1.30±1.30 正常有歯顎者1.23±0.25)
6.咬合力の歯列上分布における左右差の減少
以上より,咬合接触状態と咬合力の歯列上分布の変化が,顎関節症の治癒に関与していることが明らかとなった.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 平松伸一: "咬合接触面積を指標とした顎関節症患者の咬合バランス" 補綴誌. 39(94). 24 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi