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頸筋反応時間を用いた下顎運動時の頸部筋活動様式に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07771866
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関長崎大学

研究代表者

鳥巣 哲朗  長崎大学, 歯学部, 助手 (80264258)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード反応時間 / 下顎運動 / 頭頸部 / 急速運動 / 筋電図
研究概要

下顎運動および頭頸部運動時の頸部筋筋電図反応時間の計測方法を確立し、下顎運動における頸部筋群活動の意義究明を目的として本研究を計画した。まず、各種被験運動(頭頸部運動および下顎運動)時の被験者の頭・頸部の動きを加速度トランスデューサーを用い検出を試みたが、加速度トランスデューサー単独のデータやこれらを積分処理して得られるデータだけでは変位を十分に捕らえることができず、実際の頭頸部の動きを正確に把握するのが非常に困難であった。そのため使用するセンサーの見直しを行い電気的角度計の併用を検討したところ、より正確な頭頸部動態の把握が可能となった。一方、頸部筋が主動筋となる頭頸部自体の運動の場合と比較し下顎運動時の頸部筋活動は小さく、また動きによる筋活動記録への影響もみられたため、これらを考慮したデータの記録・処理方法に関しても対策を考慮した。さらに当初用いた音刺激装置では刺激の立ち上がりの不安定を認めた。これらのことを改善した上で頭頸部急速前屈および後屈運動、下顎急速開口および閉口運動などの各種被験運動を被験者に行わせ頭・頸部の動きの記録を行った。その結果、指定した運動とは別の運動と思われる動きが各被験運動開始直前に観察された。波形分析装置を用いて加速度トランスデューサーおよび角度計のデータからこの動きを検討したところ指定した運動に対する準備運動ではないかと推測された。今後は筋電図反応時間データの計測方法を確立し、被験運動と当該運動直前に観察された運動に対する頸部筋活動との関連性に関しさらに詳細に調査を進めて、下顎運動時の頸部筋活動の意義を明らかにしていく予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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