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CMSとエレクトロソノグラムを用いた顎関節雑音の疫学的調査

研究課題

研究課題/領域番号 07772041
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関九州歯科大学

研究代表者

木尾 哲朗  九州歯科大学, 歯学部, 助手 (10205437)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードCMS / エレクトロ ソノグラム / 顎関節症 / 周波数分析
研究概要

顎関節症に関しては、その発生機序はもちろん、原因・治療において不明な部分が多く、解明のためには多くの臨床例から得られる種々の情報を分析していくことが重要である。今回、顎関節症の原因、治療を解明する一助として、顎関節症の非侵襲的診断法である顎関節雑音と下顎運動に関する疫学的調査を行った。下顎運動の記録にはCMS(Computerized Mandibular Scan;マイオトロニクス社製K6I)を用い、顎関節雑音(クリック、クレピタス)の記録にはESG(Erectro Sonogram;マイオトロニクス社製)を用いた。
記録を採得する前にアンケート調査を行い、顎関節症状の有無・顎関節雑音の有無・顎関節症状既往の有無・顎関節雑音既往の有無・症状および雑音の認められるものについては治療の有無ならびに発生時期、発生原因を細かく調査し、調査対象を健常群と顎関節症群とに分類した。
調査対象の口腔内写真を撮影後、CMSを用いて下顎運動と咀嚼筋群の筋電図の記録を行った。その後ESGを用いて顎関節雑音を採得し、得られた顎関節の周波数分析を行い、顎関節雑音のピーク周波数と周波数中央値(Index K)を求めた。
その結果、顎関節症群では健常群と比較して、高いピーク周波数と高い周波数中央値(Index K)を有する傾向があり、咀嚼筋群の安静時放電量もやや高い傾向が示唆された。今後調査対象者数を増やして調査を継続することが必要である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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