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歯周疾患連細菌腺毛のマクロファージ系細胞に対する分化誘導機構の検索

研究課題

研究課題/領域番号 07772044
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関北海道医療大学

研究代表者

廣瀬 公治  北海道医療大学, 歯学部, 講師 (10218836)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードポルフィロモナス ジンジバリス / 腺毛 / マクロファージ / 細胞分化 / プロテインキナーゼ
研究概要

Porphyromonas gingivalis腺毛のマクロファージ系細胞に対する分化誘導機構を検索するために、ヒトマクロファージ系細胞であるU937細胞を用いて検討を行なった。その結果、腺毛単独にて分化を誘導することをFcロゼット形成能を光学顕微鏡下で、おのびCD11b発現をフローサイトメトリーにより確認した。また、この誘導機構を検索するために、いくつかのプロテインキナーゼ阻害剤を用いて検討を行なった。その結果、この分化誘導は、サイクリックヌクレオチド非依存性プロテインキナーゼ阻害剤であるH7により有意に抑制されたが、サイクリックヌクレオチド依存性プロテインキナーゼ阻害剤であるHA1004ではその抑制効果は認められなかった。また、腺毛による分化は、有力な分化誘導因子であるインターロイキン-1のオートクリンによるものではないことを確認した。このことより、Porphyromonas gingivalis腺毛はマクロファージ系細胞においてプロテインキナーゼを直接活性化し,その結果分析を誘導することを示唆し、腺毛が破骨細胞の形成に直接関与している可能性を示すものである。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Hirose K. et al.: "Inductive effect of Porphyromanas gingivalis fimbriae on differentiation of human monocytic tumor cell line U937" Oral Microbiology and Immunology. 11. 62-64 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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