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内皮ならびに上皮細胞におけるカベオレ形成と極性輸送の調節機構

研究課題

研究課題/領域番号 07772186
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 生物系薬学
研究機関帝京大学

研究代表者

惠谷 誠司  帝京大学, 薬学部, 助手 (20221814)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード小腸上皮細胞 / CaCo2細胞 / アルカリフォスファターゼ / GPIアンカー蛋白質 / 極性分布 / カベオリン
研究概要

Apical側、basolateral側細胞膜上でのタンパク質、脂質の非対称分布が内皮や上皮などの極性細胞の機能発現に必須である。本研究は、極性細胞におけるapical側細胞膜へのglycosylphosphatidylinositol anchored (GPI結合型)タンパク質の局在化機構を明らかにすることを目的とした。
透過フイルター上に培養したヒト小腸上皮細胞(CaCo-2)では、極性が形成されているにも関わらずGPI結合型アルカリフォスファターゼがapical、basolateral両側細胞膜に存在していることを明らかにした。このことは、CaCo-2細胞ではGPI結合型タンパク質のapical細胞膜への局在化能が低下していることを示唆している。さらに、CaCo-2細胞ではGPI結合型タンパク質の極性移送に関与しえいると考えられるcaveolinタンパク質の合成が著しく低いことをWestern blotting、RT-PCR.法により明らかにした。現在、ヒト繊維芽細胞およびHeLa細胞より単離したcaveolin cDNAを動物細胞発現ベクター(PME18S)に組み込みCaCo-2細胞に導入し、GPI結合型タンパク質輸送におけるcaveolinの役割を解析中である。また、GPI結合タンパク質輸送におけるスフィンゴミエリンの役割を解析する目的でCD59cDNAをスフィンゴミエリン合成温度感受性変異CHO株に導入し解析系を作製している。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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