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ヒト21番染色体上のDNA複製開始領域(ARS)の探索:ポリプリン/ポリピリミジン配列の分布との関係

研究課題

研究課題/領域番号 07772233
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 人類遺伝学
研究機関大阪府立大学

研究代表者

加藤 幹男  大阪府立大学, 総合科学部, 講師 (30204499)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードDNA複製 / クロマチン / ゲノム解析
研究概要

ポリプリン/ポリピリミジン配列を含むクローン化DNAを,プラスミドpTIR10をプローブとして用い,ヒト21番染色体由来コスミドライブラリーから多数分離した.これらのコスミドクローンを制限酵素で切断し,サザンブロットハイブリダイゼーションを行い,ポリプリン/ポリピリミジン配列を含むDNA断片を同定し,その部分塩基配列を決定した.この配列情報から,プライマーDNAを設計し,ヒト21番染色体の各部分を含むヒト/CHO雑種細胞由来ゲノムDNAを用いて,それらの染色体領域マッピングを行った.この結果,クローンcGA3は長腕端部,cGA6は短腕部にマップされた.現在,細胞培養中にBr-dU標識を行ったゲノムDNAを用いて,当該領域のDNA鎖合成方向について検討中である.
クローンcGA3に隣接する染色体領域では,約0.5Mbにわたるコスミドコンティグが作成されており,さらに,この領域は遺伝子の存在頻度が高いと推定されている.そこで,この0.5Mb領域の中で,ポリプリン/ポリピリミジン配列の存在をしらべた.その結果,この内部に少なくとも3ヶ所のポリプリン/ポリピリミジン配列がマップされた.現在,上述のDNA鎖合成方向を検討するため,近傍の塩基配列決定をすすめている.また,この領域の細胞内存在状態を知るため,単離細胞核をヌクレアーゼ処理し,クロマチン構造の解析を行っている.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 加藤幹男: "特徴的な塩基配列と立体構造の多様性" 蛋白質核酸酵素. (印刷中). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Mikio Kato: "Conformational Preference in the Helical Structure of Repetitive DNA Elements" Journal of Thecretical Biology. (in press). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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