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父親の遊びへの関わり方と幼児の社会性の発達との関連

研究課題

研究課題/領域番号 07780017
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 家政学
研究機関帝京大学

研究代表者

新谷 和代  帝京大学, 文学部, 助手 (90235771)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード父親 / 親子関係 / 夫婦関係
研究概要

(調査方法)2〜3歳児(幼稚園前児)の家庭(現在21組調査続行中)を2回訪問し、第1日目(父親が休日の日)では父子場面の粘土遊びを、第2日目では母子場面の粘土遊びと友だち場面の積み木遊びを、各々15分間観察し、ビデオに録画した。さらに父母へ育児協力に関するアンケートと、TK式親子関係検査(品川1992)を実施し、夫婦がお互いに自分の育児と相手の育児をどう評価しているかを調査した。
(分析結果)ビデオ分析については続行中であり、本年度中に成果をまとめる予定である。親子関係検査については以下の2つの分析を試み、各々結論を見いだし、学会に発表した。
夫婦関係が親子関係に与える影響…配偶者による育児態度評価の上乗せ分(配偶者によって評価された値-自己評価)と自己評価との相関を求めたところ、夫の場合、子どもへの問題となる態度が、妻によって自己評価よりも大きく評価された場合、逆に自己評価は高くなった。つまり妻によって問題があると指摘されるほど、夫はそれを否定する傾向が伺われた。妻の場合も同様の結果が示されたが、溺愛度のみ逆の結果となり、母親のおおきすぎる愛情は、他の問題行動とは、違った影響が出ていることが伺われた。(発達心理学会1996)
育児に関する夫婦の相互評価のパターン分析…自己評価の結果と配偶者を評価した結果を比較すると、夫の場合は差がなかったのに対して、妻の場合は差が見られ、夫は、自分の育児パターンと妻の育児パターンが区別されず、一方妻は、ある程度夫と自分の育児パターンを区別していることが伺われた。(家族心理学会1996)

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 新谷和代: "夫婦関係が育児(親子関係)に与える影響" 日本発達心理学会 第7回大会発表論文集. 76- (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 新谷和代、福丸由佳: "育児に関する夫婦の相互評価についてのパターン分析" 日本家族心理学会、第13回大会発表論文集. (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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