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バレーボールにおけるチームづくりに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07780116
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関長崎県立女子短期大学

研究代表者

箕輪 憲吾  長崎県立女子短期大学, 助教授 (00239336)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードバレーボール / チームづくり
研究概要

本研究は,短期大学女子を対象としてあらかじめ設定された目標に対してのバレーボールのチームづくりに関するものである.研究の対象期間は,平成7年7月31日からチームの最終的な目標とされた秋季リ-グ戦最終日の10月29日までの約3ケ月間である.チームの最終的な目標は,5月に行われた春季リ-グ戦5位という結果を基に秋季リ-グ戦優勝に設定し,春季リ-グ後に行われた二つの大会の結果も考え合わせてチームづくりを行った.研究の方法としてはまず,チーム及び各選手に関するデータとして,選手の身体的状況を把握するためのコンディションチェックノート,POMSによる調査,練習試合及び公式戦における成績,練習内容等の記録を行った.そして,時間の流れに伴うチーム状況の変化に関する監督の選手に対する働きかけ(コーチングアクション)を記録した.結果と経過については,秋季リ-グは結果的には準優勝に終わり目標は達成できなかったが,チーム力についての明らかな向上が見られ,チームづくりは100%ではないが成功であった.と考えられる.時間の経過に伴うチーム状況の変化については,いい状態と悪い状態が繰り返し現れる.その際のコーチングについてはコーチの主観に頼らざるを得ないが,コーチングアクションを行う際に,客観的資料(コンディションチェックノート・POMS)とともに,選手とのコミュニケーションを大切にした上で行うことが望ましい,と考えられた.POMSによる調査を合宿の初日,休み明け,試合当日など数回行ったが,レギュラーメンバー・非レギュラーメンバー・ベンチ外のメンバーなどそれぞれの立場で傾向が異なり,そのようなことを考えた上でコーチングアクションを行うことが全部一緒にまとめるというチームづくりにおいては重要である,と考えられた.身体的コンディション・POMSの結果と試合の結果(含練習試合)の関連については現在研究を継続中である.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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