研究課題/領域番号 |
07780146
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
中山 玄三 熊本大学, 教育学部, 助教授 (40211437)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 科学的リテラシー / 小学校理科カリキュラム / カリキュラム開発 |
研究概要 |
本研究では、科学的リテラシーを「実生活への科学の活用・応用能力」という観点から捉え、現行の小学校理科カリキュラムを見直し、その弱点を補強できるようなモジュール教材を開発・実施・評価した。「生活関連の科学技術トピックスを中心とする追加・挿入型モジュール」「環境リテラシー育成を目標とした地域素材による置き換え型モジュール」および「クロス・カリキュラム(横断教科的教育課程)的視点からの新単元導入型モジュール」の質的評価を実際の授業過程において行うことにより、その実行可能性・実用性の検討を事例研究(ケース・スタディー)として行った。科学的リテラシー形成に目標の重点を置いた場合、まず、現行理科単元そのもの自体の展開の仕方を検討するとともに、それを補強するための追加・挿入型モジュール、置き換え型モジュール、およびクロス・カリキュラム的視点からの新単元導入型モジュールの実施上の課題について考察した。 今後、さらに、いくつかの単元の内容を変えながら、しかも、児童の発達段階を踏まえた上で対象学年を変えつつ、授業実践を通してより多くの事例を検証していくことにより、カリキュラム評価の客観性を高めていくことが必要とされる。また、学習課程における子どもの変容を捉えることにより、学習者における科学的リテラシー形成を観点とするカリキュラムの有効性についても検討することが課題として残されている。その際、実生活への活用・応用能力としての科学的リテラシーの評価方法の開発も併せて行っていくことが望まれる。 また、平成7年度には、『科学的リテラシー育成に重点を置いた小学校理科カリキュラムの開発研究-実生活への活用・応用能力を中心として-』を研究テーマとして、平成5年度より3年間かけて取り組んできた一連の研究成果を、最終報告書としてまとめ、その成果を公表した。
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