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確率ネットワークを組み込んだテスト理論の開発

研究課題

研究課題/領域番号 07780151
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関東京工業大学

研究代表者

植野 真臣  東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助手 (50262316)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード教育工学 / テスト / 人工知能
研究概要

著者は、これまで統計的意思決定理論の枠組より従来の局所独立性を仮定した項目応答理論(Item Response Theory,IRT)を発展させた新しいテスト理論、「ネットワーク型テスト理論」を提案している。
この研究の欠点は、教材構造を教師が主観的に決定していることにあった。ここでは、ネットワーク型テスト理論におけるネットワーク構造の構築手法を提案した。
具体的には、
(1)データを所与とした場合の教材構造の構築を教師の意思決定過程とみなし、アークの価値I(u,v)を定式化し、
(2)更に、アークの価値I(u,v)に基づいたネットワーク構成手法を提案した。
これらの実用的利点として、
・アークの価値I(u,v)は非対称であり、順序性の制約を必要としない。
・I(u,v)最大化原理に基づくネットワーク構成法によって、ネットワークの同型性(グラフ表現と確率的構造との同型性)が保証される。
・この方法は逐次消去法による構造の探索手法に基づいており、探索空間の組合せ爆発が起こらず、規模の大きいネットワーク構築にも有効である。
・構成されたネットワークは、教師の教授法についての有効なフィード・バックとなる。
が挙げられる。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 植野真臣: "意思決定アプローチによるBayesian Networkの構築21GC01:人工知能学会誌" (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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