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手話検索のための動的重み関数導入の検討

研究課題

研究課題/領域番号 07780164
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関筑波技術短期大学

研究代表者

内藤 一郎  筑波技術短期大学, 電子情報学科, 助手 (00237182)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード手話 / 手話学習 / 電子辞書 / 効率的検索 / 動的重み関数 / ヒューマン・インターフェース / 形態情報 / 形態的特徴
研究概要

手話の学習支援を目的として、紙の辞書ではイラストでしか表現できなかった手の動きや形をコンピュータで制御されたディジタル動画像で表示する手話電子辞書の開発を進めである。手話電子辞書では、日本語ラベル名からの手話検索ばかりでなく、手の形態情報からの検索も重要な機能である。しかし、詳細な条件の設定は、初心者には難しく、ヒューマン・インターフェースに優れ、より効率的で使いやすい環境を構築するために、形態情報による手話の類型化と、その形態的特徴に応じて動的に変化する重み関数の検討を行った。
手話の形態情報による類型化に関しては、初心者にも十分に理解できるような分類キ-により検討を行った。分類の結果、日本の手話にもアメリカの手話について報告されている特徴が当てはまり、また、身体的な表現の制約や認識のしやすさからくる特徴も見られた。こうした形態的特徴を生かした検索メニューを構築することで、不必要な条件の設定などを取り除き、利用者への負担や設定ミスなどを減らせることができた。
動的重み関数に関しては、認識のしやすさからくる形態的特徴に応じて、認識のしやすい条件には重く、認識のしにくい条件には軽くすることで、より効率的に検索ができることがわかかった。ただし、検索処理速度などを考慮して、重みの変化は、3〜5段階程度に設定することが効率的であると考えられることもわかった。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 内藤一郎,加藤雄士: "効率的な検索方法の確立を目的とした日本手話の形態的特徴の基礎的検討" 電子情報通信学会論文誌(A). J79-A. 337-345 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 内藤一郎,加藤雄士: "手話の形態的特徴に関する考察" 筑波技術短期大学テクノレポート. 3. 177-180 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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