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語用論・関連性理論からみた接続助詞の意味・用法と日本語教育への応用

研究課題

研究課題/領域番号 07780196
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 日本語教育
研究機関明治大学

研究代表者

戸村 佳代  明治大学, 経営学部, 助教授 (70197945)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード接続助詞 / 逆接 / 前提 / 誤用分析 / 省略
研究概要

研究計画に基づいて、主節が省略された複文の使用例を、小説・雑誌・パソコン通信から得られるテキストデータ等から、約200例収集した。このうち、「ノニ」「テモ」「ガ」「ケ(レ)ド」を中心に分析作業を行った。
特に、「PノニQ」「PテモQ」については、従来「Pならば-Q」を前提とするとされてきたが、本研究のデータを検討した結果、この前提が成立しないと考えられる場合が数多く存在することが明らかとなった。また理由を表わす「カラ」と置きかえても知的意味に変更を及ぼさない逆接の「ノニ」も多数あることが実証できた。このような文については、外国人日本語学習者を対象にテストを行った結果、正確な意味の把握が上級レベルの学習者であっても困難であり、誤解を生じやすいことが明らかとなった。
さらに、逆接の接続助詞の誤用例を約50例収集したが、これについては、データ数を増やした上で分析していく予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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