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知的擬人化エージェントとデータベースの統合に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07780234
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関東京大学

研究代表者

土肥 浩  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (90260504)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード擬人化エージェント / ソフトウェアエージェント / WWW / Mosaic / 音声対話 / インタフェース
研究概要

本研究では,大規模データベースとリンクした知的な擬人化エージェントを介するマンマシンインターフェースを実現するために,以下の基礎研究・開発を行った.
1. VSA-Mosaicインタフェースの設計と実装
非数値データも扱える大規模データベースとして,最近,爆発的に拡大しているインターネット上のWWW(World-Wide Web)サーバを利用した.WWWサーバ用ブラウザの一つであるMosaicを改造し,独立した外部プロセスからMosaicを制御して,指定したデータを引き出すことができるようなVSA-Mosaicインタフェースを設計し,実装した.
2.擬人化エージェントVSAとWWW/Mosaicとの結合
VSA-Mosaicインタフェースを用いて,自然感の高い顔を持つ擬人化エージェントVSA(Visual Software Agent)とWWW/Mosaicを結合した.これによりWWWで標準的に使用されているHTML言語で記述されたデータをそのままの形で,擬人化エージェントインタフェースから利用することができる.ハイパーテキストデータの表示には,Mosaic画面を利用している.
3.音声対話による非数値データベースの操作と評価
VSAは不特定話者連続音声認識装置を備えており,簡単な音声対話能力を持つ.ユーザは擬人化エージェントとの簡単な音声対話によってMosaicを制御し,WWWサーバから必要な情報を引き出すことができる.マウスの操作が困難な計算機に不慣れな人や身体的ハンデのある人にも有効である.また,音声によりWWWから情報を引き出す場合に生ずるデータ作成上の問題点を明らかにした.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 土肥浩: "WWW/Mosaicと結合した自然感の高い擬人化エージェントインタフェース" 電子情報通信学会論文誌. (掲載予定). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] H. Dohi: "A Visual Software Agent connected with the WWW/Mosaic" Proc. Multimedia Japan'96. (will be appeared). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 土肥浩: "WWW/Mosaicと結合したビジュアルソフトウェアエージェント" 電子情報通信学会画像工学研究会/マルチメディア仮想環境基礎研究会技術報. IE95-46 MVE95-39. 31-38 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 土肥浩: "自然感の高い擬人化エージェントとWWW/Mosaicの結合" 情報処理学会第51回全国大会講演論文集. 6. 247-248 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 高間康史: "擬人化エージェントシステムにおける協調的応答戦略の獲得機構" 情報処理学会第51回全国大会講演論文集. 6. 249-250 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 二階堂信夫: "JPEG画像圧縮技術を用いた自然感の高い実時間擬人化エージェント像の生成" 情報処理学会第51回全国大会講演論文集. 6. 245-246 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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