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並列プログラミング環境と言語処理系の研究

研究課題

研究課題/領域番号 07780237
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関東京農工大学

研究代表者

岩沢 京子  東京農工大学, 工学部, 講師 (80251578)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードデータフロー解析 / 並列化 / 並列プログラミング環境 / 領域解析 / 言語処理系
研究概要

配列データの手続き間解析の実現と評価
Fortran言語における手続きや関数の呼び出しをまたがるような、プログラム全体に渡る大域的なデータフロー解析方式を考案し、実現した。これは、プログラムの制御フローに従って、配列のアクセス領域を集約・展開し領域解析を行うもので、科学技術計算のベンチマークプログラムにおいてその有効性を確認した。また、この手法では解析できない主な要因が、動的に決まる添え字、別名定義、条件分岐、の3つであることを明らかにした。(→情報処理学会論文誌Vol.36,No.8,pp.1996-2006)
条件分岐について並列性を解析するためには、本方式を条件付き領域解析に拡張することを検討し、実現方式を明らかにした。
並設プログラミング環境の検討
静的な解析情報を補うために動的な情報を必要であるが、その実現のためには統合的なプログラミング環境が必要となる。システムとして保持するべき情報、プログラムの更新やデータの更新に合わせて廃棄すべき情報、などの分類、データ間の関連付けなどの検討をおこなった。データベースを中心とする並列プログラミング環境構築の第一歩である。
言語処理系の最適化の検討
新しい言語であるFortran90の配列記述のコード生成の問題点を示し、その最適化手法を明らかにし、効果を示した。(→電子情報通信学会論文誌D-I,Vol.78,No.5,pp.504-506)

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 岩澤,黒澤,菊池: "並列化援環システムによるFortranDOループの並列化方法" 情報処理学会論文誌. 36. 1996-2006 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 岩澤京子: "Fortran90の配列記述の最適化方式" 電子情報通信学会論文誌D-I. J78. 504-506 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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