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注目領域一致制御と面対称復元手法による立体視システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07780353
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関大阪電気通信大学短期大学部

研究代表者

光本 浩士  大阪電気通信大学短期大学部, 電子情報学科, 講師 (30249453)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード三次元復元 / 面対称 / ステレオ視 / 対応点
研究概要

本研究では、はじめに、2つのカメラ間のキャリブレーション問題に取り組んだ。ステレオ視の場合であれば、2つのカメラ間の位置関係は平行関係であり、キャリブレーション問題は、5組の対応点の画像座標の関係から導かれる非線形連立方程式を解くことによって解決できる。しかし、本研究では、2つのカメラ間は面対称関係であり、ステレオ視の場合より条件はゆるいはずである。そこで、まず、ステレオ視と面対称関係との関係を整理し、ステレオ視も大きくいえば面対称関係の特異な場合であることから、対応点組は最低3組でよいことを実験的に示した。実験では、コンピュータシミュレーションによって、撮影位置の異なった画像を生成し、対応点組3点から未知パラメータを探索した。さらに、誤差に対する実験も行い、誤差を含む場合は4点組以上の対応点が望ましいことを示した。
次に、注目点の抽出を行った。この注目点は左右画像間の対応づけにも利用できはずである。対応づけはエッジ付近でのみ対応がつくわけであるから、両画像に対しラプラシアンガウシアンフイルターによって、エッジを抽出する。このフイルターのぼかしのパラメータとエッジ処理におけるしきい値を変化させることによってエッジの絞り込みを行った。現在、その絞り込まれた点に視線を移動するプログラムを作成し、注視するメカニズムを達成している。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 光本 浩士: "面対称復元手法による位置のわからない2眼からの復元" 1995年電子情報通信学会情報システムソサイエティ大会. D-224. 227 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 辻 隆信: "2眼面対称復元手法における3組の対応点を用いた画像の姿勢補正" 平成7年度電気関係学会北陸支部連合大会. F-63. 407 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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