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ファジイ測度視覚表示システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07780360
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関電気通信大学

研究代表者

室伏 俊明  電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (40200315)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードファジィ測度 / 視覚的表示
研究概要

本研究では,入力されたファジィ測度をVenn図的に表示するシステムを,パーソナルコンピュータ上に構築した.Venn図表示はディスプレイ上だけでなく,プリンタにも出力できる.
このシステムでは,各部分集合のファジィ測度値は長方形の領域で表され,次の描画基準に従って配置される.この描画基準によって部分集合間の相互作用が視覚的に読みとれるようになった.
1.部分集合AとBの関係で独立で相互作用がなければ,Aのファジィ測度値を表す領域とBのファジィ測度値を表す領域は離して重なりなく表示する。
2.2つの部分集合の関係が代替的であれば,2つの領域は重なりを持って表示する.
3.2つの部分集合の関係が補完的であれば,2つの領域と同時にそれらを含む大きな領域を表示する.
本システムへの入力は,X={1,2,...,n}(2【less than or equal】n【less than or equal】10)上のファジィ測度である.n=2,3の場合,すべての部分集合のファジィ測度値が上の描画基準に従ってVenn図表示される.n【greater than or equal】4の場合,すべての部分集合間の相互作用を1つの図には描けないので,相互作用を図示しない2または3個の部分集合をユーザが指定すれば,その相互作用だけが上の描画基準に従って表示される.また,領域ごとにその輪郭線の太さと色を変えて表示されるが,
本システムの理論的枠組には,研究代表者による以前の研究成果「ファジィ測度の測度表現」が用いられている.また,描く領域とその面積の決定には線形計画法,領域位置の決定には2次計画法が使われている.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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