研究課題/領域番号 |
07780383
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
兼子 毅 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (30233878)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | ソフトウェア / 品質保証 / 変更管理 / 設計方法論 / ソフトウェア・テスト / 要素作業 |
研究概要 |
本研究では、出来上がった製品と、どのように変更すべきであったかという変更仕様から、論理的に必要不可欠と思われる、ソフトウェアの修正・変更作業における要素作業ステップを抽出した。また、ソフトウェアの開発者が個人的に作成している「開発メモ」や「開発ノート」をもとに、上記で抽出した「作業ステップ」の具体的な内容などをある程度明らかにする事ができた。 ここから「ソフトウェアの変更における要素作業のリスト」を作成し、ツールの開発が必要となる要素作業を明らかにした。 ここで、変更作業における要素作業を支援するためのツールの開発を開発した。事前に行われていた研究、及び今年度に進めた研究によって、ツールが満たすべきおおよその要件が明らかになっていたので、それを元に「レポジトリ」と呼ばれるデータ・ベースから必要な情報を取り出し、開発者の作業を支援するツールのプロトタイプ仕様を作成した。 実際にいくつかの企業に依頼し、そこで用いられている開発ツールとの結合を試みたが、開発そのものに用いられている各種ツールから必要な情報を抽出する部分が難航し、実際に使用できる段階には至っていない。 従って、ツールの有効性、実用性に関する評価は全く完了していない。今後の課題として残されている。
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