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救急医療情報システムのテクノロジー・アセスメントに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07780391
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

永井 昌寛  名古屋工業大学, 工学部, 助手 (60242905)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード救急医療情報システム / テクノロジー・アセスメント / 評価
研究概要

今回の研究を進めるにあたり,以下のことを行った.
1.いくつかの県の行政,医師会,医療機関,消防本部,救急医療センター,救急医療情報システム設計開発会社,大学等を訪問し,ヒアリング調査,情報収集および意見交換を行った.
2.住民利用者および救急医療情報システム未参加の県・医師会・消防本部に対し,救急医療情報システム関するアンケート調査・分析を行った.
3.学会,シンポジウム,研究会等に出席し,意見交換および情報交換を行った.
4.文献・論文等を調査・検索することにより,さらにシステムの評価方法等について分析・研究を行った.
5.以上の結果を踏まえ,国際会議で報告すると共に,学報にまとめた.
今回の研究により,救急医療情報システムの評価がテクノロジー・アセスメントという評価技法を用いても,いかに複雑で困難かが明確になった.その理由として,医療が社会システムであり,その評価項目・方法が評価主体により様々である点,そのために救急医療活動(救急医療システム自体)の評価の困難性から生じる情報システムの有効性の評価の困難性,救急医療情報システムの影響範囲の不明確性等があげられる.これを解決するには,まず,医療活動(医療システム)自体の適切な評価が必要であると言えよう.
今回の研究では,アンケート調査およびヒアリング調査から,救急医療情報システムの評価主体別に評価項目をあげ,ある県の救急医療情報システムをケース・スタディとして取り上げ,テクノロジー・アセスメントを行った.しかし,評価のいくつかが主観的な判断で行ったため,今後,さらに研究を進めていく必要がある.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 永井昌寛: "救急医療情報システムのテクノロジー・アセスメント" 名古屋工業大学紀要. 47(発表予定). (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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