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窒素酸化物の個人曝露濃度算出モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07780465
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 環境影響評価(含放射線生物学)
研究機関麻布大学

研究代表者

今野 登  麻布大学, 環境保健学部, 助手 (10247306)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード窒素酸化物 / 個人曝露
研究概要

窒素酸化物の個人暴露濃度は、家屋内の窒素酸化物発生源の有無や、個人の生活用式の違いにより大きく変化する。これらの変動要因を踏まえつつ、一般大気測定局の窒素酸化物濃度データから個人暴露濃度を推定する適切なモデルを作成するためには、多くの個人暴露濃度の情報を収集する必要がある。本研究ではモデル開発に必要な基礎資料を得ることを目的として個人暴露濃度調査を行った。
窒素酸化物の測定には、拡散型サンプラー(横浜式)を用いた。相模原市内に在住する本学学生を対象に、個人暴露濃度、家屋内居間付近および家屋内厨房付近の窒素酸化物濃度、家屋外窒素酸化物濃度の測定を行い、同時に記述式アンケートにより、生活時間調査、家屋内の窒素酸化物発生源調査、家屋構造調査を行った。
その結果、窒素酸化物の個人暴露濃度は家屋内居間濃度、家屋内厨房濃度のいずれとも正の相関が高く、屋外濃度との間にも正の相関が認められた。また、家屋構造の違いや、暖房器具の使用状況により個人暴露濃度、家屋内濃度は大きく変動すること、とくに冬期においてその傾向が顕著であることが示唆された。
今後、一般測定局の窒素酸化物濃度を入手し、個人暴露濃度算出モデルの作成を試みるが、屋外濃度から家屋内濃度を推定する作業が極めて重要であることが認識された。今後、家屋構造、屋内発生源に的を絞った枢密調査が必要である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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