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古細菌由来α型耐熱性DNAポリメラーゼのX線結晶構造解析

研究課題

研究課題/領域番号 07780599
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 分子生物学
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

野中 孝昌  長岡技術科学大学, 工学部, 講師 (30242457)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードDNAポリメラーゼ / X線結晶構造解析 / 立体構造
研究概要

宝酒造(株)バイオ研究所の石野らによりクローニングされ、大量発現の系が確立されている古細菌Pyroco ccus furiosus 由来耐熱性DNAポリメラーゼ(Pfuポリメラーゼ)の結晶化条件のスクリーニングを行った。いくつかの条件で結晶の析出が認められたが、特に、0.2M 酢酸アンモニウム、0.1M クエン酸、30%(v/v)ヘキシレングリコールの条件下で得られた結晶については、ポリアクリルアミドゲル電気泳動法などによる分析の結果、塩ではなくPfuポリメラーゼの結晶であることを確認した。ただし、X線結晶構造解析に耐えうる良質な結晶ではないので、現在、最適な結晶化条件の探索を行っている。一般に、蛋白質の結晶は数週間以内で析出するが、本申請のPfuポリメラーゼの結晶化には5ヶ月もの期間を要した。そのため、今の所、当初予定していた立体構造の解明には至っていない。
Pfuポリメラーゼは大量発現の系が確立されているとはいうものの、X線結晶構造解析では、最終的には数百ミリグラムオーダーの試料を必要とする。そこで発現系の更なる改良を目指して、現在、条件の再検討を行っている。一方、蛋白質の結晶化の常套手段としての変異体の結晶化を目指して、変異蛋白質の発現を開始した。すなわち、酵素活性に影響を及ぼさない変異体として、N末端の数残基を削除した3種の変異Pfuポリメラーゼの発現、精製を行っている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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