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ショウジョウバエ末梢神経発生におけるRNA結合タンパクmusashiの役割

研究課題

研究課題/領域番号 07780644
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 発生生物学
研究機関北海道大学

研究代表者

中村 真  北海道大学, 薬学部, 助手 (30212103)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードショウジョウバエ / RNA-結合タンパク質 / 末梢神経系 / 神経分化 / 遺伝学的スクリーニング
研究概要

musashiと遺伝学的に強い相互作用をするmutantのスクリーニングを行ったが、transhetero zygoteで強くinteractする系統は得られなかった。そこで、msi遺伝子の強制発現で、msiの獲得表現型を示す個体を作成するために、msi cDNAをheat shock promoterを用いて発現するトランスジェニック個体作った。この個体の発生時期の様々な段階でheat shockを与えたところ、成虫のwing形成に異常をきたす個体が多数見られた。今後、羽以外にもphenotypeを発現するのか、また羽の表現型が他のmutationによって影響されるのか調べる予定である。
polyclonal抗体作成のため、GST-fusionタンパクをバクテリアの大量発現系を用いて作成し、アクリルアミドゲルで部分精製しラットに免疫した。その結果、GST-fusionに対して、Western blotで強く反応する血清を得た。現在affinity purificationを行っているが、予備的な結果としてembryoの末梢神経系を特異的に染めることが分かった。今後はこの抗体を用いて、末梢神経細胞分化のどの時期にMSIが働いているのかさらに検討する予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 中村真: "musashiと末梢神経分化" 生物物理. 35. 223-225 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 中村真: "ヘッジホッグと形態形成-保存された細胞間シグナルの担い手" 実験医学. 13. 17-19 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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