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鶏胚肢芽においてレチノイン酸によって誘導される形態形成分子の探索・解析

研究課題

研究課題/領域番号 07780646
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 発生生物学
研究機関東北大学

研究代表者

田村 宏治  東北大学, 大学院・理学研究科, 助手 (70261550)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード四肢 / 形態形成 / レチノイン酸 / ディファレンシャルディスプレー / 遺伝子解析
研究概要

本年度は、計画に従ってレチノイン酸によって肢芽内に誘導される遺伝子の探索と解析を行った。肢芽を起源としてディファレンシャルディスプレー法によりレチノイン酸によって特異的に誘導される遺伝子断片の候補を多数単離した。それらの遺伝子断片をクローニングし、塩基配列の決定をしたが、既知の遺伝子との相同性は確認されなかった。さらに、RT-PCR法やin situ hybridization法を用いて得られた遺伝子断片の発現の特異性について解析した。これに関しては、現在実行中である。
また、レチノイン酸の作用の一つである、肢芽中胚葉細胞の接着性の変更という作用を分子生物学的に解析するために、肢芽を起源として細胞接着分子の一つであるカドヘリン群の遺伝子の断片のスクリーニングを行い、多数のDNA断片を得た。これらもin situ hybridization法により発現の部域特異性の解析を行ったところ、興味深い発見様式を持つものが幾つか見られた。これらの遺伝子の発現状態がレチノイン酸によってどのように変化するかを、現在詳細に解析している。
さらに、生体内に存在するレチノイン酸の作用を調べるために、レチノイン酸合成阻害剤を用いた実験を行い、解析結果をまとめ発表した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 米井小百合: "MRC-5 cells induce AER prior the duplicated patternforamation in chick limb bud." Developmental Biology. 170. 542-552 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 田中幹子: "Citral, an inhibitor of retinoic acid synthesis, modifies chick limb debelopment." Developmental Biology. (in press). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 米井小百合: "脊椎動物四肢形態形成における増殖分化因子・接着因子" 実験医学(増刊). (印刷中). (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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