• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

小脳の形態形成に連関したシグナル伝達機構の研究

研究課題

研究課題/領域番号 07780701
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関東京都立大学

研究代表者

田岡 万悟  東京都立大学, 理学部・化学科, 助手 (60271160)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードcerebellum / development / protein / V-1 / LANP
研究概要

V-1とLeucine rich Acidic Nuclear Protein(LANP)は小脳の成熟過程で一時的に発現量が増加するタンパク質である。V-1とLANPはその構造や分布、生後変化のパターンから出生後の小脳の発達に関わるシグナル伝達機構に関与していることが示唆されているが、分子レベルでの作用機構の解明には至っていない。そこで、小脳の発達に関わるシグナル伝達機構の中でのV-1とLAMPの役割を明らかにすることを目的として、V-1とLANPの結合タンパク質を検索した。
PCR法によってV-1とLANPのモジュール部分及び全長のcDNAを増幅した。真核生物の転写因子であるGAL4のDNA結合ドメインを持つ酵母の発現ベクターにcDNAを組み込んだ。相互作用解析のために必要なcDNAライブラリーは、当初の予定では作製することになっていたが、独立クローン数の多いライブラリーの作製が困難なため、clontech社から購入した。酵母内で活性化ドメインとライブラリー由来タンパク質との融合タンパク質と、結合ドメインとモジュールの融合タンパク質を同時に発現させ、その相互作用を酵母内のlacZとHIS3の発現を指標として選択した。
現在までにスクリーンした2x105クローンから2つのクローンが単離できている。DNA断片の入ったベクターを大腸菌に形質転換後、増幅し、現在挿入DNA断片の塩基配列決定に至ろうとしている(3月15日現在)。今年度中には交付申請書に書かれた目標を達成できる見込みである。成果は本年の生化学会にて報告の予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 田岡ら: "Molecular studies of proteins tronsiently expressed during cerebellar morphogenesis" Journal of Neurochemistry. 65suppl.188- (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 田岡ら: "Data base analysis of cerebellar proteins by 2D-PAGE capillary column HPLC-ESI/TSQMS" Journal of Neurochemistry. 65suppl. 189- (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi