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コンピュータシミュレーションによる心室筋興奮伝導現象解析システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07780773
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 医用生体工学・生体材料学
研究機関電気通信大学

研究代表者

不破 輝彦  電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (70219137)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードコンピュータシミュレーション / 心筋興奮伝導 / 数理モデル / 虚血 / イオン電流 / 心室筋 / 偏微分方程式 / 高速計算法
研究概要

1.平成7年度の研究目的
不整脈機序解明のためのコンピュータシミュレーション解析システムの開発を目的として,平成7年度は,2次元以上の心筋興奮伝導モデルの高速計算法の開発,及び2次元以上のモデルによる虚血心筋興奮伝導シミュレーションの実現を目的とした。
2.平成7年度の研究実績及び今後の展開に関する計画
(1)心筋興奮伝導モデルの高速計算法の開発について
従来研究では正常心筋1次元モデル(偏微分方程式)に対する高速計算手法を提案していたが,本年度研究では,さらに虚血心筋1次元モデルに対応させるために改良(精度向上)した高速計算手法の提案とその電気生理学的評価を行った(論文発表済)。さらに,正常心筋2次元モデルに対応した新たな高速計算手法を提案した(研究会発表済)。今後の計画は,2次元虚血心筋モデルに対する高速計算法の電気生理学的評価を行うことである。
(2)虚血心筋興奮伝導シミュレーションの実現について
従来研究では1次元の虚血心筋モデルしか提案されていなかったが,本年度研究では,2次元心筋モデル上の任意の位置に任意の虚血状態を持つ細胞部位を指定出来るシステムを開発し,虚血心筋興奮伝導シミュレーションによりその効果を検討した(論文発表予定)。今後の計画は,生理実験結果として報告されている虚血心筋興奮伝播過程と類似の設定をコンピュータモデルで表現し,不整脈機序の解明をコンピュータシミュレーション解析の視点から実現出来るシステムの開発及びその応用法の検討を行うことである。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 不破 輝彦: "虚血心筋興奮伝導シミュレーションのための数学的モデルの検討" 心臓ペーシング. 11. 392-398 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 不破 輝彦: "正常及び虚血心筋の1次元興奮伝導高速解法" 電子情報通信学会論文誌D-II. J79-D-II(発表予定)(6月号). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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