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SPECT及びPETによる心筋機能画像と冠動脈造影像の重ね合わせに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07780795
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 医用生体工学・生体材料学
研究機関国立循環器病センター

研究代表者

杉本 直三  国立循環器病センター研究所, 放射線医学部, 室長 (20196752)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード医用画像処理 / 3次元画像 / 画像の重ね合わせ / 核医学 / 心血管造影像
研究概要

SPECTやPETなどの心筋機能を表わす核医学画像と、冠動脈の形態を表わす冠動脈造影像から再構成した冠動脈の3次元像を3次元空間内で重ね合わせて表示することを目標に研究を行なった.PETについては、画像転送の可能性を探るのみに留まり、重ね合わせなどの処理にはSPECT像を用いて検討を行なった.具体的には以下を行なった.
1.SPECTから計算機にディジタル画像データを転送する方法を確立した.また、PETから計算機へディジタルデータを転送する方法について見通しを得た.
2.バイプレーン造影像から冠動脈像を3次元的に再構成するためのシステムを試作した.この中では、操作者のマニュアル操作を含む半自動的な処理で、冠動脈像の抽出と両方向像での対応付けを行なう.その後に、撮影時の撮影方向情報を基に自動的に冠動脈の3次元像が再構成される.
3.同様に、バイプレーン造影像から左心室腔像を3次元的に再構成するためのシステムを試作した.
4.SPECT像上で心筋領域を抽出する方法を開発した.複数の心長軸断面像を作成し、その上で血流欠損部位を補って心筋領域を抽出した.
5.左心室像を介して、冠動脈像とSPECT像を重ね合わせた.すなわち、左心室像と冠動脈像、左心室像とSPECT像をそれぞれ重ね合わせることによって3種類の画像を重ね合わせた.
6.3種類の画像を重ね合わせて3次元表示した.汎用の画像表示ソフトウェアを用いた.
現在は、重ね合わせの際に陽には冠動脈像を用いていない.今後この点の改善と、臨床において有用な最終結果の表示法や全体システムの構成について検討する必要があろう.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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