研究課題/領域番号 |
07801015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験系心理学
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研究機関 | 放送教育開発センター (1996) 大阪大学 (1995) |
研究代表者 |
山田 恒夫 放送教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (70182540)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 第2言語学習 / 音声知覚 / 日本語教育 / 日本語特殊音韻 / 促音 / 長音 / 拍感覚(モ-ラ感覚) / 比較言語的研究 / 拍感覚(モ-ラ) / 外国語学習 / 音声知覚訓練システム / モ-ラ / 英語教育 |
研究概要 |
本研究の主目的は、「音声知覚研究における学習パラダイム」という新たな観点から、第2言語として日本語を学習する際の音声獲得(学習)過程を記述分析し、音声学習の階層的時系列的構造を明かにすることであった。得られた成果は以下のとおりである。本研究は理論的研究と実験的研究からなる。 1.理論的研究 第2言語音声知覚学習に関する先行研究の問題点を整理し、「音声知覚研究における学習パラダイム」ほか、音声知覚・学習研究において今後有効と考えられるいくつかの視点を提起した(山田・山田、1996)。 2.実験的研究 日本語、アメリカ英語をそれぞれ母語とする話者がもう一方の言語音声を第2言語として知覚するとき、どのような特徴を示すか、実験的に明らかにした。 アメリカ英語、中国語を母語とする外国語話者による日本語特殊音韻の知覚学習過程を題材に、比較言語的な観点から第2言語学習における音声知覚獲得過程を記述分析した(例えば、山田、1997)。日本語拍感覚および特殊音韻の学習に最適な訓練刺激構造は、言語的背景や個人的要因ばかりでなく、訓練の進捗状況等時間的要因によって変化することが示唆された。なお、本研究における実験は、関係諸学会のガイドラインに従い、被験者の同意の下で、安全性に十二分に配慮して実施された。 3.今後の課題 今後さらに、アメリカ英語、中国語以外の諸語との比較言語的研究を進めていく必要がある。また、個人差等による獲得過程の相違、知覚学習と発声学習の関係についても、さらなる実験的分析が必要である。また、可搬型音声訓練システムの開発については、ネットワーク対応機能を実現するための研究開発環境を現在計画中であり、訓練システムの実用化も今後の課題となった。
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