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1950-60年代アメリカ大衆文化テクストにおける歴史的構造性の計量的分析

研究課題

研究課題/領域番号 07801065
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 英語・英米文学
研究機関京都大学

研究代表者

丹羽 隆昭  京都大学, 総合人間学部, 教授 (70065481)

研究分担者 加藤 幹郎  京都大学, 総合人間学部, 助教授 (60185874)
若島 正  京都大学, 文学部, 助教授 (10175060)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード1950-60年代 / 大衆文化 / アメリカ
研究概要

●多くの人々が機械文明、商業主義、ブルジョア志向、エリート的伝統、西欧至上主義などに倦み、そうしたものの充満する因習的社会からの脱出を計ったり、少なくともそうした志向への強い共感を覚えた特徴的な時代の姿を、小説や詩、演劇、映画、ジャーナリズムなどの具体的資料の体系的検討を通して明らかにするのが本研究の目的である。時代の姿をできるだけ多面的に把えるために、1950年代、60年代をただそれそのものとしてのみ眺めるのでなく、タイポロジカルな視座を積極的に導入する。すなわち予形(type)としての1840年代を絶えず視野に入れながら、原形(anti-type)としての1950年代、60年代を考察するのである。
●1950〜60年代のアメリカ詩、小説、演劇、映画、ジャーナリズムの収集およびジャンル別データ・ベースを順次作成する。これと平行して1840〜50年代のアメリカ詩、小説、ジャーナリズム[演劇、映画は未だないので除く]の収集およびジャンル別データ・ベースも順次制作する。
●上記の作業によって獲得・整理されたデータ・ベースをもとに、共同研究者の知見を活用し、議論を経て、問題整理を行う。
●最終報告の刊行を予定する。
●以上の諸作業を通して、「反文明」の時代としての1950年代、60年代のアメリカの特質をタイポロジカルな視点に踏まえ、立体的に把え、アメリカ研究の新しい一方向を提示する。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 丹羽隆昭: "ジオラマを覗くブランド-「許されざる罪」の自己回帰性について" 英文学評論. 68. 37-52 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤幹郎: "表象問題としてのホロコースト映画(印刷中)" みすず. 420. 未詳 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤幹郎: "亡命映画作家フリッツ・ラング" みすず. 408. 38-52 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤幹郎: "西部劇の構造と歴史" みすず. 411. 62-75 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 若島正: "死せる手紙" 早稲田文学. 233. 26-31 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 若島正: "Joyce‘and'Gassあるいは小説を持ち上げる力について" 英語青年. 141巻12号. 673-675 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤幹郎: "夢の分け前-映画とマルチメディア" ジャスト・システム, 237 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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