研究課題/領域番号 |
07803014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
丸山 宏 横浜市立大学, 商学部, 教授 (30181837)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | デフォルト社債 / 会社更正 / 破産 / 財務破綻 / 精算 / 減資 / 和護法 / 鉄道会社 / 社債浄化運動 / 債務不履行 / 戦前期社債市場 / 社債受託会社 / 不良債権 / 企業倒産 / 会社更生 / 社債整理 / 不良債券 / 和議 / 企業破綻 |
研究概要 |
昭和戦前期の社債・株式資料に基づき、経営危機にありながらデフォルトを回避できたと推測される企業(社債)の検出を行った。この作業は、デフォルトした企業の確認の作業よりもさらに困難を伴うが、「株式会社年鑑」(大阪屋証券)や「株式社債年鑑」(山一證券)等の資料を用いて、社債の償還、資本異動、純利益などのデータを手がかりとして作業を行った。 デフォルトした企業群と回避できた企業群との間に、財務状態に関して、重なり合う部分(有意な差がない企業)が存在することを検出した。ただし、それらの重なり合う両群の間に、借入金の有無、未払株金、減資に違いがあることも確認した。ただし、それらの要因が、どのように作用したかというメカニズムの解明は、報告書作成段階では、公表するに値する結論に到達していない。鉄道業以外の産業での分析とともに、今後の課題としたい。
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