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シロイヌナズナの卵細胞形成時に起こる減数分裂の誘導機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 07804051
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 遺伝
研究機関神奈川大学

研究代表者

鈴木 秀穂  神奈川大学, 理学部, 教授 (70000255)

研究分担者 安積 良隆  神奈川大学, 理学部, 助手 (50211701)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードシロイヌナズナ / Differential Display / 雌しべ / めしべ / 卵 / ディファレンシァルディスプレー / 減数分裂 / ディファレシャルディスプレイ
研究概要

近年、シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)を用いた器官形成の制御機構に関する研究がさかんに行われるようになってきた。しかし生殖細胞(卵と花粉)の形成過程の分子機構に関してはまだあまり多くのことはわかっていない。このような状況の中で本研究では卵細胞の形成過程、特に体細胞分裂から減数分裂が誘導されて卵細胞が作られる過程の解明を目指して実験を進めている。昨年度までに花全体、雌しべ、および葉から調製したRNAを用いたディファレンシャルディスプレイ法によって、雌しべで特異的に発現している遺伝子のPCR産物(A-10-1、A-13-2、C-1-6、C-9-1、C-12-1)を確認した。本年度新たにそういったPCR産物(A-20-8、C-20-13、C-21-6、C-21-10、C-21-22)5種類を確認した。これらのうち9個に関しては pCR-script と呼ばれるプラスミッドベクターを用いてクローン化することに成功し、順次、塩基配列の決定を行っている。花全体、雌しべ、葉から調製したRNAそれぞれからRT-PCRを行い、ナイロンメンブレンにブロットした後、各クローンより準備したプローブをハイブリダイズさせ、それぞれの器官における発現量の違いを確認した。多くのものは花器官でより多く発現しているが、C-20-13の遺伝子は葉では全く発現せず、花器官のみで発現していた。CR-20-13に関してもまだ塩基配列が決定しておらずその産物の機能は不明であるが、これらの遺伝子の機能や発現調節の制御機構を明らかにできれば、花の器官がどのようにして形成されるかを知る大きな手がかりとなるのではないかと考えられる。

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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