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高速気流による液滴群および液泡群の分裂と相互干渉

研究課題

研究課題/領域番号 07805019
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 流体工学
研究機関帝京大学

研究代表者

吉田 照彦  帝京大学, 理工学部, 助教授 (60149903)

研究分担者 高山 和喜  東北大学, 流体科学研究所, 教授 (40006193)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード気流 / 液滴 / 液泡 / 分裂 / 相互干渉 / 抗力係数 / 加速度 / ウェーバ数
研究概要

高速気流による液滴群および液泡群の分裂と相互干渉について実験的研究を行った.液滴はまず基本的な現象を調べる目的で,ノズルからの滴下によって生成した均一粒径液滴について,一定速度の気流にさらされたときの液滴位置の時間変化,液滴速度の時間変化,液滴加速度の時間変化,液滴径の時間変化を詳細に調べた.これらの結果から液滴の抗力係数を求めた.ノズルの振動を利用して生成した均一粒径液滴群については,種々の分裂形態を示す液滴径と気流と液滴に相対速度の関係および液滴径とウェーバ数の関係として求めた.また液泡についても同様の実験を行った.
液滴については,抗力係数についての詳細な研究は従来行われておらず,本研究によって液滴の変形が大きな影響を与えることがわかった.すなわち気流の方向に対して,垂直な方向の液滴径すなわち液滴縦径は気流にさらされると大きくなっていき,また相対速度の低下もあって液滴縦径は小さくなり始め,再び増加傾向をとる.このような液滴縦径の変化は液滴の加速度に影響を与え,結果として抗力係数のも影響を与える.液滴縦径の変化は初期の液滴直径と気流速度の関係によって(液滴の表面張力も関係するので,本質的にはウェーバ数によって)影響をうける.変形しない固体球についての抗力係数や相対速度は一定のままであるとした条件での研究とはことなり,実際の現象に合わせた条件下での抗力係数が求められた.
本研究結果は1996年3月18日,日本機械学会九州支部第49期総会・講演会にて発表される.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 吉田照彦: "気流による液滴の加速度" 日本機会学会九州支部第49期講演会講演論文集. (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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