研究課題/領域番号 |
07807045
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
五十嵐 正紘 自治医科大学, 医学部, 教授 (40049036)
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研究分担者 |
吉村 学 自治医科大学, 医学部, 助手 (20285802)
高木 史江 自治医科大学, 医学部, 助手
三瀬 順一 自治医科大学, 医学部, 助手
和座 一弘 自治医科大学, 医学部, 助手 (60260832)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 個人の健康史 / 個人の疾病史 / 個人史 / 病蹟 / 研究方法 / 医療評価 / 自己実現 / 行動分析 / 健康史 / 疾病史 / 方法論 / 理論化 / 生態学的行動分析 |
研究概要 |
1 個人の健康・疾病史を研究するための資料源とその入手方法について調査研究した。 2 10年以上にわたり、前方視的に観察した小児約千名の受信理由、疾患名、初・再診を中心にその医療暦を時間軸で解析した。 3 試みに特定の二人の健康・疾病史を全生涯にわたり時間軸で記載した。記載項目は、年齢、西暦年月日、発育発達史(体格、視力、体力、ADL)、個人史(価値観・人生観・思想・宗教、QOL、趣味、個人の家族との関わり)、個人の保健の歴史(生活習慣、運動、健康意識、健康行動、受療行動、予防接種、健診)、個人の医療の歴史(症状と苦痛、疾病による機能障害・ADLやQOL、病欠、病気対処行動、苦痛回避行動、関係医療従事者名、関係医療機関名、病名、治療、セルフケア、服薬史、禁忌薬、コンプライアンス)、個人の福祉の歴史(リハビリを含む)、家庭暦(家族の学校や職場との関わり)、病気の家族暦、関係した学校・職場史、生活地域の歴史(地域の保健医療福祉を含む)、日本史、世界史、日本の医療史、医学史、考察 4 以上から以下のことを論じた。 個人史の方法論、通常の日記・伝記に学ぶ 疾病史の方法論 そこに盛るべき内容、資料へのアプローチ方法、記述法 事例 疾病史の類型、病蹟学 疾病史から何を学ぶか 疾病史を何に利用するか 医療評価としての疾病史 総合医療の反映としての疾病史 総合科学としての疾病史
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