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ヌードマウス移植ヒト肺癌に対するパーティクル銃によるp53癌抑制遺伝子導入

研究課題

研究課題/領域番号 07807128
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 胸部外科学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

大貫 尚好  東京女子医大, 医学部, 助手 (60211108)

研究分担者 清水 真由美  東京女子医科大学, 医学部・第一外科学教室, 助手 (70235670)
神楽岡 治彦  東京女子医科大学, 医学部・第一外科学教室, 講師 (10177339)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1995年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード培養ヒト肺癌細胞 / パーティクル銃 / p53癌抑制遺伝子
研究概要

7年度の研究計画は培養ヒト肺癌細胞に対するパーティクル銃によるp53癌抑制遺伝子導入法の確立であった。
(1)ヒト肺癌細胞の採取・培養
肺癌肺切除手術にて摘出した20例の肺癌原発巣から癌細胞を採取し血清添加培地(RPMI1640)を用いて細胞培養した。このうち3例の細胞株樹立に成功した。これらの細胞株にプロテイナーゼKを加え蛋白質からDNAを解離、SDSにて蛋白質の変性、フェノール抽出、エタノール沈澱法にてDNAを抽出した。これら3例の抽出したDNAのp53癌抑制遺伝子をPCR法にて増幅し、SSCP法により電気永動することによりp53癌抑制遺伝子の変異の有無をみた。その結果3例中1例にp53癌抑制遺伝子変異が認められた。この細胞株を本実験の対象と選択した。
(2)p53癌抑制遺伝子の導入
圧力型パーティクル銃(PDS-100/Heシステム;DuPont社製)を用いて正常p53癌抑制遺伝子を、上記の変異型p53癌抑制遺伝子を持つ培養ヒト肺癌細胞に導入させる試みを行った。遺伝子発現ユニットのデザインは[promoter-GUS-正常p53癌抑制遺伝子-poly A]とした。このユニットを金粒子に付着させ圧力型パーティクル銃にて、変異型p53癌抑制遺伝子を持つ培養ヒト肺癌細胞に撃ち込んだ。導入が成功したか否かの判定はレポーター遺伝子として組み込んだβ-グルクロニダーゼ(GUS)遺伝子がX-Gluc色素添加により青色に発色することにより判定している。しかし導入効率が不良でありpromoterの選択に問題があると考えて現在検討中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 大貫 尚好: "原発性非小細胞肺癌におけるp53発現と細胞周期解析からみた予後" 日本呼吸器外科学会雑誌. 10. 23-30 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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