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漸増する経皮電気刺激装置による疼痛刺激に対する抑制系の作用の評価の試み

研究課題

研究課題/領域番号 07807144
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関鳥取大学

研究代表者

堀 真也  鳥取大学, 医学部附属病院, 助手 (70157048)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1995年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード経皮電気刺激 / 漸増刺激 / 抑制系 / 経皮電気刺激装置
研究概要

中枢神経における疼痛刺激に対する抑制系の作用の程度を臨床の場で簡便に評価できる方法は確立さていない。そこで,漸増する経皮電気刺激を行い,最初の最も強く感じられる刺激と終わりの刺激の程度が等しく感じられる電気刺激の漸増の程度(以下漸増率)を測定することにより抑制系の作用(の一部でも)の程度を推測できるのではないかと考え研究を行った。
実験方法:パルス数6,パルス周期2秒,デユ-テイ20%,出力電圧2〜10V,インターバル5秒,繰り返しの度に3または5%の出力電圧増加の設定とした。刺激電極は使い捨て鍼灸針と心電図用電極を用いた。結果:健康成人における漸増率は11.9±6.9(平均±標準偏差)%であった。有痛患者で有痛部に最も近い部位で,有痛時(VAS>30mm)と治癒時(VAS<30mm)で比較すると,漸増率は有痛時には平均0.3±0.9%であったが治癒時には10.4±6.5%と有意に上昇した。有痛時には上下肢共に低値となったが,有痛部と最も部位での漸増率は有意に高かった。有痛部位に最も近い部位とその対肢(上肢に対して下肢,下肢に対して上肢)の漸増率に有意な相関がみられた。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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