• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

医用画像通信の標準規格に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07807173
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 病態科学系歯学(含放射線系歯学)
研究機関岡山大学

研究代表者

河原 研二  岡山大学, 歯学部, 助教授 (50076113)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードISDN / DICOM / Teleradiography / プロトコール / DICOM3 / インターネット
研究概要

まず第一には、ISDN回線(64Kbit)のリモートログインによる医用画像転送のプロトコールとしてAppletalk、TCP/IPでの2つのルーティングを計画し、NTTのISDN回線関係の配線以外は、ルーティングの設定は、すべて自分で行いネットワークの確立を目指して、実行に移した。Appletalkでは、一方のル-タを岡山に設置し、他方のル-タを東京都足立区の川原での平成8年9月1日の防災訓練において利用してもらい画像転送を試みた。TCP/IPの実験例としては、通法どうりDICOM formatによるデモで、平成8年9月中旬の第37回日本歯科放射線学会総会の展示会場(札幌駅前)からのISDN回線を約60Km離れた場所(美唄)の専修大学北海道短期大学に飛ばし、CT、デジタル、パノラマや骨盤像を所見入りで、九大と東京医科歯科大学との間で行った。このデモ実験で仮設に引いたISDN回線(バルク128Kbit)で充分実用化になるし、第二のワークステーションとエックス線装置のLANとの接続もこの様にリモートアクセスの混在する環境で充分機能を果たすことが示せた。また、今回示したデジタル画像に簡単な所見も加えることができるため、院内に形成されたミニPACSとの完成と考えられる。また、動作環境としてUNIXワークステーション上のSolaris Ver.2.5.1上のOSで完全な画像通信や画像表示として動作が確認された。この結果、フィルムレスが完成し、患者情報が所見付きで観察できるし、遠距離検索の可能性を示し、省力化と利用者の便利が向上したものとなった。第三、に医科のデジタルメディアに対抗して、歯科応用したい"″のMDデータは、昨年12月の始めやっとwindows95のドライバーソフトが特定者に公開された。また、ノートブックに使われるPCカードのSCSIドライバーがやっと公開された。MDデータの使用に関しては、windowsやMAC版はどちらも問題無く使用できたが、一枚のメディアで両方読めるハイブリッドフォマットを要望したが、現在までは、両方読めるメディアは入らないことがわかった。このため、診療室でのWINDOWSかMACユーザーかそれとも混在した利用形態にするのかの方法論の問題が生じた。この様に臨床サイドの要求のもとにTeleradiology、ミニPACSのための技術の確立をめざしたものである。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (10件)

  • [文献書誌] 河原研二: "歯科コンピュータ・シミュレーションを用いた放射線の治療" the Quintessence. 14・6. 175-182 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 河原研二: "Quintパソコン手帖 インターネットで学会は可能か" the Quintessence. 14・12. 138-139 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 河原研二: "コンピュータネットワークの実際" 歯科人工知能研究会雑誌. 5・1. 2-5 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kenji Kawahara: "-QUIT personal-computer's pocketbook- Is the academy possible by the internet?" the Quintessence. Vol.14, No.12. 138-139 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kenji Kawahara: "The Actual State of The Computer Networks" Journal of Artifical Intelligence in Dentistry. Vol.5, No.1. 2-5 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kenji Kawahara: "Treatment of radiation which uses computer simulation in Dentistry" The Quintessence. Vol.14, No.6. 175-182 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 河原研二: "歯科コンピュータ・シミュレーションを用いた放射線の治療" the Quintessence. 14・6. 175-182 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 河原研二: "Quintパソコン手帖 インターネットで学会は可能か" the Quintessence. 14・12. 138-139 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 河原研二: "コンピュータネットワークの実際" 歯科人工知能研究会雑誌. 5・1. 2-5 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 河原研二: "QUINTパソコン手帖、インターネットで学会は可能か" the Quintessece. 14(12). 138-139 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi