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コミュニケーション能力弱者のQOL援助

研究課題

研究課題/領域番号 07808005
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 家政学
研究機関白梅学園短期大学

研究代表者

佐々 加代子  白梅学園短期大学, 保育科, 教授 (20113285)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードコミュニケーション / コミュニケーション能力 / 弱者 / QOL / 援助 / 人間関係 / 改善 / 共生 / 能力弱者 / 援助法 / 養成プログラム / コミニュケーション / コミニュケーション能力
研究概要

援助の対象者となるコミュニケーション能力弱者のQOLについてはその人の生活にかかわる人が自分の生活の中に無理なく組み入れていくことと、かかわることそのものが嬉しいこととつながるということが関係する。対象者とコミュニケーションがとれるその時間が常に共生関係にあるということにある。コミュニケーション能力弱者は自らの弱い部分について変えるということができない。人に依存するということが対象者にとって負担にならないことと、かかわる側にとってその人が存在し生きていることが“大事で重要"であるならば、両者の関係は展開する。介護や介助によるかかわる側の体にかかる負担というものも乗り越えられることが多いものの、その時間量が多くなるほどに、肉体的疲労の蓄積から精神的疲労につながる。これは両者にとってのQOLの問題の危機に直面することになる。援助はかかわる側にも必要となる。そこにサポートシステムが位置づく。かかわる人の疲労の要因の第一には、対象者との一場面ごとのコミュニケーションにある。そこでの内容が関係展開していくということであれば疲労観というものは少ないし、中断・挫折の連続ということになれば疲労の蓄積は増すことになる。コミュニケーション能力弱者である、乳幼児・障害児・者、失語症、痴呆性老人、重病人のそれぞれについてのコミュニケーション場面でのかかわりとして配慮する内容が多少違いがある。対象児・者ごとにまとめた。対象者に専門職としてかかわる人たちにはとりわけ求められる。養成の内容に組み入れる演習プログラムについても提示した。援助を受ける対象児・者のまわりの人たちがその内容の配慮をすることによって、その人たちのQOLが高くなるということになる。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (9件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (9件)

  • [文献書誌] 佐々 加代子: "コミュニケーション能力弱者のQOL援助I" 白梅大学短期大学紀要. 32号. 69-76 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐々 加代子: "コミュニケーション能力弱者のQOL援助" 白梅学園短期大学紀要. 33号. 35-56 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐々 加代子: "コミュニケーション能力弱者のQOL援助" 犀書房, 200 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kayoko Sassa: "QOL Aid for the People who is Incompetent for Communication I" Memoirs of Shiraume Gakuen College. 67-76 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kayoko Sassa: "QOL Aid for the People who is Incompetent for Communication II" Memoirs of Shiraume Gakuen College. 35-56 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kayoko Sassa: QOL Aid for the People who is Incompetent for Communication. Sai Syobo, 200 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐々 加代子: "コミュニケーション能力弱者のQOL援助I" 白梅学園短期大学紀要. 第32号. 67-79 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 佐々 加代子: "コミュニケーション能力弱者のQOL援助II" 白梅学園短期大学紀要. 第33号. 35-56 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 佐々加代子: "コミュニケーション能力弱者のQOL援助I" 白梅学園短期大学研究紀要. 第32号. 67-79 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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