研究課題/領域番号 |
07808029
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 徳山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
国重 徹 徳山工業高等専門学校, 一般科目, 助教授 (50225174)
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研究分担者 |
ルーカス ケビン (ケビン ルーカス) 徳山工業高等専門学校, 一般科目, 外国人教師 (80280460)
長戸 喜隆 徳山工業高等専門学校, 一般科目, 助教授 (70228039)
桂 哲男 徳山工業高等専門学校, 一般科目, 助教授 (20149967)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 共同授業 / E.S.P. / E.G.P. / オーラルコミュニケーション / 工学的な味付けのある英語 / Language-based / English with Technical Flavor / テスティング / English through Technical Situation / 学習効果 / Motivation / 状況把握能力 |
研究概要 |
平成7年度:日本人英語教師と外国人教師による、オーラルコミュニケーションを重視した工学に関するE.S.P.(特定目的のための英語)の共同授業を準備、実践するとともに、その学習効果をはかるためのテスト作成に取りかかった。また、日々の共同授業の実践の評価の過程で、「E.S.P.とは何か?」や「E.S.P.とE.G.P.の関係はどうあるべきか?」、さらには、「徳山高専の低学年生にもっとも適した英語教授法は何か?」という議論を重ねた結果、あくまでも一般英語力を高める目的で工学的な味付けのある英語教授(=General English with Technical Flavor、以下G.E.T.F.とする)をオーラルコミュニケーションに重点を置いて実践することが最適であるとの結論に達した。 平成8年度:平成7年度に到達した結果を確認し、それに基づいて学習効果をはかるためのテストをE.S.P.能力をはかるものから、E.G.P.能力をはかるものに変更した。さらにオーラルコミュニケーション能力の伸びをはかるものとしてスピーキングテストを考案した。それぞれのテストを年度始めと年度末の2回、授業実践の形態により3つにグループ分けされた学習者に課してその結果を集約した。平成9年度:平成8年度に実施したテストに改良を加え、同様に年度始めと年度末の2回、3つの対象グループにテストを課した。テスト結果を集約し、そのデータに基づいて、どのような形態で授業を実践していくのが学習効果を最も上げるのかについて考察し、予想通り共同授業の形態が最も効果的であるという結論に至った。さらに、本研究の締めくくりとして教師側からするとG.E.T.F.の実践に役立つような、また学習者の側からするとE.G.P.の力が伸び、なおかつ科学工業英語の基本的な語彙や言い回しを習得することができるような、英語の基本構文集を文法項目別に体系的に編集した。
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