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線形構造方程式モデルにおける同値パスモデルの研究

研究課題

研究課題/領域番号 07808033
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 統計科学
研究機関大学入試センター

研究代表者

前川 眞一  大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (70190288)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード同値パスモデル / 線形構造方程式モデル / 共分散構造分析 / 共分散構造もでる / 同値モデル
研究概要

共分散構造方程式モデルにおける同値パスモデルとはパスモデルの利用に関する一つの問題点であり、応用の観点からは、識別性の問題よりも大きなインパクトを持つものであると考えられる。一つのパスモデルに同値モデルが存在すると言うことは、同一の適合度を持つ$underline{異なるモデル}がほかに存在するということであり、その同値モデルが示唆する変数間の因果関係は、最初に仮定したパスモデルが示唆する因果関係と逆転する場合もあり得るものである。このように、同値パスモデルの存在は因果推論の本質に迫るものであり、それを無視したパスモデルの応用は無意味であると考えられる。
しかし,ひとつのパスモデルを与えられた場合にその同値モデルを見いだすことはそれほど簡単なことではない。本研究においては,線形構造方程式モデルにおける同値モデルを生成するために,以下のようなプログラムをSASのマクロプログラムとして作成した。
1.ユーザーがパスモデルを入力する。
2.与えられたパスモデルを解析し、変数間のパスの有無および方向を調べる。
3.同値モデルを生成する。
4.同値モデルを出力する。
線形構造方程式モデルを利用するためには、コンピュータプログラムの利用は不可欠であるが、世の中に広く出回っている統計パッケイジの中でSASは行列演算言語やマクロ言語が発達しているため,今回はそれを利用してプログラムの開発を行った。
従って、上記の1の部分でユーザーがSASのCALISを利用してパスモデルを入力すれば,後はすべてがSASの内部で処理されることになる。
また、同値モデルのパス図をLaTaXで出力するためのプログラムも作成した。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 前川眞一: "SASによる多変量データの解析" 東大出版会, 286 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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