• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

意味形態論を応用した独和機械翻訳システムの制作

研究課題

研究課題/領域番号 07808039
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 知能情報学
研究機関大阪大学

研究代表者

細谷 行輝  大阪大学, 言語文化部, 助教授 (90116096)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード機械翻訳 / 意味形態論 / 翻訳 / 意味形態
研究概要

現在の機械翻訳のレベルは,先人の大いなる尽力にも拘らず,信頼に足る翻訳結果を出すには至っていない.その原因は主として,機械翻訳システム構築の際に,言葉の意味の専門家の知識を十分には活用しきれていない点にあると思われる.具体的には,優れた翻訳家の翻訳テクニック並びにその語感をプログラムの載せることができなければ優れた翻訳システムも能わない.筆者は従来,語感分析のための唯一の方法論と言っても過言ではない「意味形態論」を中核として,とりわけ翻訳テクニックのパターン化並びに語感の分析研究を進めてきたが,本研究では,これらの成果を「独和機械翻訳システム」に活かすことを試みた.
本研究の成果でも明らかなように,高速で質の高い機械翻訳を実現するには,プログラミングについても多様な知識が求められる.具体的には,意味ネットワークを考慮した辞書ファイル・文法ファイルから,目的の情報を高速に検索・処理するテクニックを要するが,一例として筆者は,本研究を通じて,「ポイントソーティング」技術を開発,プログラムに移植した.この技術は,機械翻訳に不可欠の単語情報データファイルを特殊ソ-トして辞書ファイルを作成する技術である.機械翻訳には,このように,純粋に技術的な工夫から,複雑な意味処理・文法処理上での無数の工夫を必要とするが,本研究ではその第一歩を印すことができた.

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 細谷行輝: "言語と文化の諸相" 英宝社, 340 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Yukiteru HOSOYA,Eihosha: Aspects of Language and Culture. 340 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 細谷行輝: "言語と文化の諸相" 英宝社, 340 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 細谷行輝他: "パスポート独和辞典" 白水社, 820 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi