研究課題/領域番号 |
07808049
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
椎原 正次 大阪工業大学, 情報科学部, 講師 (10268229)
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研究分担者 |
能勢 豊一 大阪工業大学, 工学部, 教授 (40140199)
栗山 仙之助 摂南大学, 経営情報学部, 教授 (30079587)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1997年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 生産計画 / 部品中心生産管理システム / スケジューリング / ロット分割 / 在庫管理 / 配送計画 / 管理情報システム / 経営情報システム |
研究概要 |
部品中心流通システムは、製造業で定着している部品中心生産管理システムを流通分野へ応用したものである。部品中心流通システムの基礎的な効果と問題点については、既に研究代表者等によって発表されている。ここでは、部品流通中心流通システムにおける生産設備の稼動率向上と配送・在庫システムの効率化についての研究を行った。前者のためにスケジューリング問題を検討し、後者のためには多段階の在庫管理システムにおける経済的な発注方策を検討した。 スケジューリング問題では、ロット分割の効果について研究を行った。BASICプログラムを用いてスケジューラ・システムを構築した。このシステムを用いて、種々のスケジューリング環境においてロット分割が評価尺度に与える影響について分析をおこなった。その結果から、ロット分割の効果と特徴について明らかにした。多段階の在庫管理では、各在庫点での発注の同期化について研究を行った。Cプログラムを用いてシミュレーション・システムを構築した。このシステムを用いて、発注の同期化が経済的な発注方策に与える影響について検討を行った。そして、発注の同期化を考慮すれば発注点法よりも定期点検法の方が経済的であることを示した。 以上の成果は、日本経営工学会、日本経営システム学会、オフィス・オートメーション学会、ICPR(International Conference on Production Research)、ICC&IE(International Conference on Computers & Industrial Engineering)において発表した。
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