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ストレスの脳エネルギー代謝に及ぼす影響に関する工学的基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 07808059
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境影響評価(含放射線生物学)
研究機関東京大学

研究代表者

迫田 章義  東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (30170658)

研究分担者 酒井 康行  東京大学, 生産技術研究所, 助手 (00235128)
鈴木 基之  東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10011040)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードストレス / 脳 / 血液脳関門 / グルコース / パルス応答
研究概要

現代社会はストレス社会と言われているように、ストレスが誘因となる疾患であるストレス症に苦しんでいる人も多く、このため生体のストレス応答に関する研究は今日様々な分野で活発に行われている。本研究ではマクロで工学的な視点からストレス応答にアプローチする第1歩として、パルス応答法の応用により脳へのエネルギー輸送と内部での消費を簡便迅速に測定する手法を開発し、さらにその手法のストレスの客観的評価に対する有効性を明らかにすることを最終目的とした。
1.in vivoパルス応答実験手法の確立
ラットの脳にin vivoで頚動脈からRIトレーサー物質をパルス導入し頚静脈での応答(濃度変化)を測定する実験手法が確立された。トレーサー物質としては、血液脳関門を容易に透過して脳内で部分的に代謝されるグルコース、血液脳関門を透過しないナトリウムイオンなどを用いた。
2.簡易型数理モデルの構築
脳におけるグルコースの移動と代謝を極めて簡便化した簡易型の数理モデルを用いて定量的に記述した。これまでの医学や生理学の分野で蓄積されている知見と比較して妥当なパラメータが簡便・迅速に得られた。
3.脳灌流in vivoパルス応答実験手法の確立
脳灌流in vivoパルス応答実験によって、血液脳関門の能動輸送に関する知見が得られた。さらに、ストレス負荷の影響として、正常ラットと24時間の絶食で原始的な身体的ストレスを負荷した断食ラットを比較したところ、能動輸送に明らかな違いが見られることが明かとなった。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 迫田章義: "血液脳関門における物質移動と脳内蓄積・代謝の簡便計測" 東京大学アイソトープセンターニュース. 27(2). 4-5 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] A.Sakoda: "Measurements of Mass Transfer through Blood Brain Barrier and Brain Metabolism" Uni. of Tokyo, Isotope Center News. 27 (2). 4-5 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 迫田章義: "血液脳関門における物質移動と脳内蓄積・代謝の簡便計測" 東京大学アイソトープセンターニュース. 27(2). 4-5 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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