研究課題/領域番号 |
07838030
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
咀嚼
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
坂下 玲子 鹿児島大学, 歯学部, 助手 (40221999)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 乳幼児 / 咀嚼器官 / 発育尺度 / 摂食行動 / eating behavior |
研究概要 |
本研究では、乳幼児期の咀嚼器官の発育を形態的側面、機能的側面、摂食行動的側面から多面的に検討し、数量化が可能な指標を開発することを目的としている。平成7年度は、各指標群の特性を明らかにするためのデータの収集を開始した。また摂食行動を示す的確な指標がなかったため、乳幼児期に食べられている食品の種類と食べられてゆく時期を検討し、摂食食品指数の開発を行った。平成8年度は横断的なデータを中心に各指標群の評価と相互関係の検討を行った。平成9年度は形態的指標(咬合状態の観察と形態計測)、機能的指標(摂食時筋活動の筋電図記録、咀嚼能率、咬合力)、摂食行動的指標(摂食食品指数、摂食行動の聞き取りおよび摂食行動の観察)の発育の変化を経時的に把握し、咀嚼器官の発達を数量化して捉えることを試みた。経時的な変化は横断的な変化と同じく、年齢とともに形態的には大きくなり、筋活動量の増加、筋活動時間の減少、咀嚼リズムの安定、咀嚼能率の上昇、咬合力の増加、摂食品品指数の増加がみられた。これら指標群の間には有意な相関がみられ、これらの指標から発達を総合的に示す合成変量を作成した。0歳から2歳になるまでは個人内変動が大きく、特に1歳半までは機能的指標の信頼性は高くないと考えられたが、2、3歳の時点においてこの合成変量の値が低かったものは5、6歳の時点においても低く、比較的早い時点で発達の予測が可能であることが示唆された。
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